大家さんの仕事はアパートの雑草対策。草刈りの1日

大家さんのお話
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大家さんの仕事はアパートの雑草対策。草刈りの1日

この時期、毎年頭を悩ませるのが「雑草対策」です。度々草刈りのためアパートに出向きます。

みなさんは大家さんというとどのような仕事をイメージされるでしょうか? 不労所得やゆとりのある生活を連想される方もいれば、昔ながらの自主管理の大家さんを想像される方もいらっしゃるかもしれませんね。さえおばああちゃんは、管理会社にもお願いしているけれど、雑草対策や草刈りは自主管理のため、自分で草刈りをしています。
特に、春から夏にかけてはものすごい勢いで雑草が成長し、あっと言う間にボーボーになってしまい、困りものです。
そこで今回は、実際に大家業をしているさえおばあちゃんがリアルな大家業の日常を語りますね。

大家さん、アパート周りの雑草の草刈り!

 

さえおばあちゃん
さえおばあちゃん
 
 
 

今日はアパート周りの草取りに行ってきました。
春はたくさんの花が咲いて楽しいわ!

宿根草も芽を出し、サクランボの木も花が満開に!

どうして雑草の草刈りをするの?コンクリートにしたらだめなの?

娘

どうして雑草が生えない様に対策しないの?

さえおばあちゃん
さえおばあちゃん

雑草は取っても、取っても一週間も放おっておけばぼーぼーに、生えてくるのよ。
雑草は取って、綺麗にしてもまた違う雑草が生えるの。
草も生き物だから、生存競争が激しいのね!

可愛い花が咲いているのもあるけど、さえおばあちゃんが雑草と認定したら、可愛想でも取ってしまうのよ。
本当に残酷よね。でも、雑草がぼーぼーのままにしておくと、入居者から苦情がきてもおかしくないでしょ。

雑草対策?

そうね。いつも頭を悩ませているの。
下をむいて雑草を取っていると、腰も曲がって来るし、
肩も痛くなってくるの。
だから、頭の中はいつも「雑草対策をどうしよう!」って。

今はまだ、雑草が取れるけど、いずれ出来なくなるわね。

娘

さえおばあちゃんって優しいのね!

さえおばあちゃん
さえおばあちゃん
そうよ。
人間は癒しを求めているのよ。
さえおばあちゃんが大阪に来た時は、土がなく凄いストレスを感じてたの。
昭和の時代の話ね。
ベランダには土がなく、プランターに入っていた少々の土に雑草が生えてきて、緑が恋しいこともあって、雑草を大事にしていたことがあったわね。
だから、少しでも土を見て、季節ごとに四季を感じてもらう様に、頑張って雑草を取ったり、花を植えたり、時には野菜を植えたりしているの。
入居者ばかりでなく、道行くご近所さんも花を楽しんでいると言って、声をかけてくれるので、やりがいがあるのよ。
娘

 

そうだったの。
でも、雑草取りしなくていい様に駐車場にでもしたら、収入も増えるのに!

さえおばあちゃん
さえおばあちゃん

そうね。

駐車場でもいいわね。
でもね、おじいちゃんは果樹が好きで、いろいろな種類の果物を植えてあるわ。
みかんも夏ミカン、グレープフルーツ、キヨミ、ネーブルオレンジ、まだまだあるわ。
入居者の皆さんやアパートのご近所さんにもおすそ分けして楽しんでいるの。
これも楽しみ方の一つよ。

雑草の中から見つけた芽吹き!

さえおばあちゃん
さえおばあちゃん

雑草取りしていたら、突然見覚えがある茎が出てきたの。
ビックリ!
何年か前に植えた、青森産のニンニク。
こんなにたくさんになって!まだ、食べられるのかしら?
雑草取りをしていると、いろいろな発見があって、とっても面白いのよ。
無になり、心地よさを十二分に感じ大地のエネルギーを感じ、癒されて、元気をもらって帰って来るのよ。
すると、人にも優しくなれるの!!

さえおばあちゃん
さえおばあちゃん

今日はこんな写真を撮って来たわ!

・黄色の水仙
  毎年増えてきて忘れずに花が咲いてくれるわ。
・おちょぼ口のツバキ
  ツバキの仲間で可憐な花が特徴。
・ニンニク

  何年か前に植えた青森産のニンニク。
       

 
 

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